今日から始められるランニング時のトラブル解消法4つ

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「最近走っていると足の裏や膝が痛むんです・・・病院に行っても特に原因がない、練習量を少なくして体の負担を減らして下さいって言われて。一応練習量減らしているんですけどなかなかよくならなくて・・・」と言う相談をお店で受けることがあります。

身体が悲鳴を上げているならゆっくり休息して!と伝えたくなるんですが、足が痛くても走りたい!という方が多いので、今ある痛みを悪化させない、これからのトラブルを避けるために今できることをを伝えます。

①シューズを早めに買い替える

意外に皆さん見落としているのが靴の消耗!

今までと練習量が変わらないのになんだか最近足が疲れやすいという方は要注意。走ることを習慣化している方だとそこまでハードに練習をしている自覚がなく靴が消耗して機能が低下していることに気が付きにくいです。なんだかいつもと違うな?と思ったら自身の靴を見直してみてください。同じ靴を長く愛用しているとご自身のクセが靴につき、片減り+靴の機能の低下で体身体に大きな負担がかかっている可能性もあります。

写真のシューズは2足とも同じ靴ですが、左側が新品で右側が数カ月履いた状態の靴です。数カ月履いた靴のほうが履き口が広がっているのが分かりますよね?この状態だと、ホールド性が低下し足首がグラつきやすくなるので疲れの原因になっくるかもしれません。

靴の寿命、交換時期について

靴の寿命を1年、2年と時間で考える人がいますが、いっぱい走って使用した1年と下駄箱に入れたままの1年だと靴の状態は大きく異なってくるので時間で考えるのはやめましょう。

靴の寿命はメーカーや種類によって異なりますが500~800㎞程と言われてます。この距離を走ったからといっていきなり壊れるわけではないですが、靴の機能低下が出てくるかもしれない目安として頭に入れときましょう。

靴の消耗について

靴で1番大切なのはクッション性(衝撃から身体を守る機能)です。機能が低下すると今まで100%衝撃吸収出来ていたのが、60%になったり40%になったりします(イメージです)。見た目では判断できませんし、目安もないのでなかかな難しいところですが、見た目以上にクッション性能が落ちている場合が多いので早めの買い替えを心がけてください。新品の状態の靴と比べるとご自身の靴が消耗していることが分かりやすいです。

 

②インソールを入れ替える

  

インソールとは靴の中に入っている中敷きのことです。普段履きのスニーカー等にも入れ替えられるように靴屋さんでも販売しているので見かけたことがある人は多いのではないでしょうか?

運動している方であれば、スポーツショップで売られているランニン専用やスポーツ専用につくられたものがあるのでそちらを使用するといいでしょう。競技の特性に合わせてつくられているのでパフォーマンスの向上や快適に運動ができるようにムレなどの不快が少ないようにつくられています。

インソールの機能は大きく分けると2タイプあります。

①衝撃吸収性に優れたもの ②アーチサポートに優れたもの

着地時の身体や膝への衝撃が気になる人は①の衝撃吸収性に優れたインソールを選択しましょう。

偏平足やハイアーチなど足裏の状態が原因で痛みや悩みがある人は②アーチサポートタイプがおススメです。

インソールの種類も大きく分けると2タイプあります。

①すでに出来上がっている既製品タイプ ②病院やお店で自分の足型に合わせてつくるオーダータイプ

インソールを試しに使用してみたい方は①がおススメです。値段は商品によってですが、オーダーインソールよりは安価なので使い始めやすいと思います。

痛みがひどい方、しっかり効果を感じたい方、足の状態が左右で違う方は③のオーダーインソールタイプがおススメです。オーダーインソールは、一人一人の足型に合わせてつくるインソールのことです。病院やお店でも作成可能。作り方や金額、機能は様々ですが、自分の足の状態に合わせてつくれるので得られる効果が高いです。

※アーチとは足裏にある土踏まずの部分のことを言います。偏平足という言葉は、足裏の土踏まずの部分が低くなっている状態のことです。反対に高さがある状態をハイアーチといいます。

人の土踏まずの役割は、衝撃を受けたときにたわんで衝撃をいなし身体へのダメージを減らすこどです。

偏平足だとよくないといわれる理由は、こういった働きが十分にできないので身体への負担が掛かりやすくなるからです。

またハイアーチの場合は、地面に接地している部分がつま先と踵になってしまうので、そこに負担がかかりやすかったりシューズとのフィット感が悪くなりやすいです。

③アーチサポートソックスを履く

 

あまり耳にする機会が少ないかと思いますが、靴下の土踏まず部分に足裏をサポートするテーピングの機能が付いたソックスがあります。テーピングのように毎回巻き付ける必要もなく気軽に足裏のサポートができます。

土踏まずの状態は、練習前と練習後、朝起きた時と1日立ち仕事をした後など状況によって変化してます。そのため普段偏平足でない方でも1日の終わりにはアーチが落ちているということもあります。走り始めは痛みを感じないけど後半になると足裏やふくらはぎの負担が気になる・・・実はアーチの低下(衝撃をいなす機能の低下)のせいかもしれません。疲労がたまると足裏の機能も低下するので、アーチをサポートするソックスやインソールが大切になっていきます。

④ボディケアグッズを活用

一番大切なのがこれです!自分の身体の調子が良くなければいくらいい靴やいいインソールを使用しても効果はありません。

まずは、お風呂上がりのストレッチやケアグッズを取り入れて簡単な事から始めてみましょう。痛みがひどい方やなかなかケアの時間が取れないということであれば、外部の専門の人にお願いしましょう。ご自身で体の状態を把握して練習や休息をしっかり管理しっかりしていきましょう。

ランニング時の痛みの原因にはさまざまな要因があると思います。その中でも今すぐ自分で改善できる4つのことを伝えました。

いきなり怪我や痛みが完治するということは難しいと思いますが、少しでも体の負担を減らし痛みを気にせず快適にランニングができるように改善してきましょう!

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※メイセイではシューズ選びの参考としてタイプが表示されます。身体への衝撃や負担を減らしたい、クッション性を求める方はEタイプやDタイプがおススメです。

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