アシックス陸上スパイクの『ピン』について

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陸上スパイクに取り付けるピンは、大きく分けると『土用ピン』と『タータンピン』の2つがあります。

土用ピンをゴムのトラックで使用すると、トラックに穴が開いて劣化を早めてしまったり、ピンが突き刺さるので引き抜くときに抵抗が生まれ、足への負担がかかったりします。

好記録を出すためには、スパイクを使用する場所と種目に合ったスパイクピンを選ぶことが大事になってくるので、自分で目的に合ったピンを選択できるようになろう!

 

1、土のグランドで走る時に使用する『土用ピン』/2種類

土のグラウンドは柔らかく、しっかりピンが刺さらないとグラついてしまうため、深く刺さるように先端がとんがった形状をしている。

 

ポイント.アタッチメントの有無を確認しよう!

<ゴールドピン>写真右側のピン

スパイクにアタッチメントを装着する場合に使用。

アタッチメントを装着してから取り付けるため、ネジの部分がシルバーピンより長い。

アタッチメントを装着せずにゴールドピンを使用すると、突き上げの原因になるので注意しましょう。

 

<シルバーピン>写真左側のピン

スパイクにアタッチメントを装着しない場合に使用。

アタッチメントを装着しないで直接取り付けるため、ネジの部分がゴールドピンより短い。

アタッチメントを装着してシルバーピンを使用すると、ネジの長さが足らなくなり入り込みが不十分になる。

 

2、ゴムのトラックで走る時に使用『タータンピン』/4種類

競技場のゴムのトラックはかたくてよく弾み、刺さりすぎると抜けにくくなるので、刺さりすぎないように先端が平らな形状になっている。

 

ポイント.種目によって使い分けよう!

<リバースピン>写真左側のピン

高反発・高グリップな形状で、トラック種目に効果を発揮。

 

<2段並行ピン>写真右側のピン

瞬間的に大きな力が加わる走法・種目に効果を発揮するので、跳躍種目や投てき種目に

 

<平行ピン>

軽量化を目指した形状。軽さを重視している為、長距離や3000m障害に

 

※スパイクを守る『アタッチメント』について

兼用スパイクを土のグラウンドで使用するときに装着。

足のグラつきを抑えたり、小石や土の中に埋もれている石や木の根等からプレートやツメ、スパイクピンの金具を保護する役割があります。ピンと一緒にしっかり取り付けよう!

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