人気メーカー別ランニングシューズ!特徴比較

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ベストタイムを目指すことはもちろん、「走ること」に楽しみを見出すランナーも大勢います。
シューズの機能性や、ファッション感覚でどのシューズを履いてみようかという楽しみも加わりました。

アスリートからファンランまで満足させるべくシューズを、各メーカーはどういった特徴やこだわりを持っているのでしょうか?
人気メーカーがそれぞれ開発した独自のテクノロジーや人気のモデルについて調べてみました。

 

1.ASICS/アシックス

アシックス・ランニングシューズ

陸上・桐生選手をはじめとする日本のトップアスリート達が愛用シューズを多く手掛けています。

アシックステクノロジーという独自の施設では、足の特性、シューズの構造などの開発と研究が行われています。
アスリートだけで無くランを楽しむすべての人に見合うシューズが用意されています。

走行性、クッション性、安全性はもちろん、アシックスを象徴するラインをベースにデザインにもこだわりをもってランナーに選ぶ楽しさも提案しています。
ライトレーサー、グライドライト、GT-2000,ゲルカヤノ、メタライドなど、走る人の目的とレベルに合わせたシューズを用意しています。

 

「アシックス」のランニングシューズはこちら

 

2.Mizuno/ミズノ

ミズノ・ランニングシューズ

自分のレベルと目的、足の形は様々なので、シューズ選びに悩む事も多いでしょう。

ミズノでは、「アスリート・部活動」「スピードレーサー」「レーサー」「ランナー」「初めてのラン」と独自のチャートを用意しランナーのシューズ選びのサポートも行っています。
さらにランニングシューズの特徴を3つのタイプに分けてよりよいシューズが選べる様になっています。

●ニュートラルタイプ

クッション性があり衝撃を全体に分散するパラレルウェーブを搭載

●サポートタイプ

扁平足の人でも安定したランができるファンウェイプウェーブを搭載

●バーサタイル設計

パラレルウェーブを搭載しつつ安定性もある万能なソールの構造

 

「ミズノ」のランニングシューズはこちら

 

3.adidas/アディダス

アディダスは「adidas Runners」というランを通じたコミュニケーションを世界70ヵ国でグローバルランニングコミュニティを展開しています。

そんなアディダスのシューズは「ランナーを早くするために」というコンセプトの元、軽さとクッション性、フィット感、反発力など機能性も重視しています。
どのランナーでも自分にあったシューズが選びやすいよう、独自のチャートも用意されています。

アディダスソーラー、アルファバウンス、ウルトラブースト20、アディゼロといったシューズモデルがあります。
「アディゼロエバーグリーンパック」は青山学院大学陸上部も使用しています。

また、100%リサイクルシューズの発表もあり環境問題への取り組みも行っています。

 

4.New Balance/ニューバランス

名古屋ウイメンズマラソン2020のシルバースポンサーでもあるニューバランス。
限定カラーのシューズを提供するなど、一般のシューズもカラフルなカラーバリエーションが人気です。

軽いクッション性が特長のミッドソール、サポート性の高いアッパー、安定感抜群のヒールカウンターといったシューズを構成する要素もこだわりがあります。

ニューバランスのランニングシューズの最高峰といわれる「1000シリーズ」の初代モデル「M1300」が復刻するなど、ランナーに長く愛されるモデルを取りそろえています。

 

5.NIKE/ナイキ

ナイキの厚底シューズエアモデル、アルファフライシリーズは、駅伝やマラソン大会で好記録の立役者と注目を浴びています。

中でも「ナイキエアズーム アルファフライ ネクスト%」は前足部にエアクッショニング機能「ズーム エア ポッド」を追加し、かかとのソール素材「ズームXフォーム」の増量と超軽量なニット素材の「アトムニット アッパー」を組み合わせた構造です。

フルレングスのカーボンファイバープレートによって、ランナーの体重移動も安定させ負担を減らす走りの効果は、様々な記録が物語っています。
ランナーの厳しい練習あっての好記録は言うまでもありませんが、さらなる新モデルにも期待がかかります。

 

6.PUMA/プーマ

ウサイン・ボルトがプーマのスパイクを愛用して北京五輪では男子100メートルで金メダルを獲得しました。

プーマのシューズは本格的なランナーからランを楽しむランナーまで様々な用途に対応しています。
ハイブリッドアストロ、ハイブリッドフエゴ、フューチャーライダー、といったモデルはデザインはスタイリッシュでありながら、機能性も優れ、独特の存在感のあるシューズです。

自分も陸上部時代、アップシューズとして使用しています。
とても足裏でしっかりと地面が踏み込めて走りやすかったです。

 

7.UNDER URMOUR/アンダーアーマー

アンダーアーマーのシューズは、ランナーの走りのスタイルに合わせた最適なシューズを提供しています。

UAホバーインフィニットは完走、サブ4を目指すランナー向けで走りを計測する充電不要な内蔵チップが用意されています。
UAホバーファントムSEは、完走目標とサブ5を目指すランナー向けでかかとをしっかちホールドするヒールカウンターが特長です。

他にもUAバーガーディアン、UAホバーソニック2、UAホバーベロシティといったモデルもありランナーのレベルにあったシューズのラインナップがあります。
どれも軽量で鋼反発のクッション材を使用しメッシュ素材で蒸れの少ない走りやすさを追求しています。

 

8.On/オン

2010年にスイスで設立されたOn/オンは「Cloud」シリーズが人気です。

オンのランニングシューズは、ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現するために、誕生した特許技術「Cloud Tec」を使用。
また「Helionヘリオン」という複数の機能を備えたクッションフォーム素材は硬いけど柔らかい、といった特性を生みました。

気温変化への耐久性があるため、年間を通じて高いパフォーマンスが期待できます。
オンのシューズは、一目見たら忘れない印象的なデザインをしています。

 

9.SALOMON/サロモン

1947年フランスで誕生したサロモンのシューズは、シックなデザインでカラーは他社メーカーと比較するとオーソドックスなバリエーションが多いです。

「SONIC 3 ACCELERATE」は、スピードを求めるランナーに最適な軽量なシューズです。
衝撃を吸収するOptivibeが、筋肉疲労を低減してくれるのでロードレースなど長い距離のランナーに向いています。

「PREDICT RA」は、アウトソールが10個で構成され、体の動きを確実に捉えてくれます。
ミッドソールには、足の造りにマッチするように溝が設けられ、流れるようなライド感が得られます。

 

10.BROOKS/ブルックス

100年の歴史を持つブルックスは現在ランニングシューズの専門メーカーです。

ブルックスのこだわりは、ミッドソールのクッション材です。
体型や走り方が違う人が同じクッション材だと弱すぎたり強すぎたりしますね。
その問題点である、どんな体型の人もどんなスピードでも最適なクッションを提供できないか?
そこで誕生したのは、ポリウレタンを独自の配合でブレンドするなどした素材の開発に成功。
ブルックス独自のAMPソールができました。

LOFT、AM,Pスピード、といったモデルはとてもシンプルなデザインとカラーです。

 

11.YONEX/ヨネックス

ヨネックスのシューズは、様々なテクノロジーが施されています。
生卵を落としても割れずに6メートルも跳ね返る、それくらい衝撃の吸収性があるクッション材を使用してヒザの負担をカバー。
ヨネックス独自の「3Dパワーカーボン」によって、かかとを支え、着地の横ブレを軽減しています。

軽さが好き、ヒザを衝撃から守りたいランナーに最適なシューズです。
これにより安定したランが実現し、ランナーを怪我から守る事ができます。

 

12.Reebok/リーボック

リーボックのシューズは、メンズ、レディースともカジュアルなデザインのバリエーションが豊富です。
シューズを履く楽しみも生まれていきます。

もちろん技術もあります。
走ったときの衝撃を吸収する「DMX」「3DMX」の開発がされ機能性の抜群です。

「TAIKANタイカン」という体幹をサポートする構造で走る姿勢を保つサポートにも役立ちます。
ランナーのレベルに合わせたモデルがそれぞれ開発されています。

 

13.Newton Running/ニュートン・ランニング

ニュートン・ランニングは、ランナーやアウトドアを得意とするメーカーです。
様々なランニングシーンに合わせたカラフルなバリエーションのシューズが用意されています。

厚底が人気のあるシューズの中で、ナチュラルランニングを可能にするためにつま先とかかとの高低差を下げ、ソールをほぼフラットにしています。
また足全体をサポートするクッション性は、前足とかかとまでカバーして足全体を守る構造となっています。

特許取得したソール設計システムが持っており、形状、性能、走行感が異なる2つのタイプを用意しています。

社会意識も高くチャリティーやエコ活動にも取り組んでいます。

 

メーカー別のランニングシューズ特徴比較

人気メーカー別ランニングシューズ記事

メーカー別のランニングシューズ特徴比較 人気メーカーのシューズの特徴を調べていきました。

ランナーの数だけ、走るレベル、楽しみ方、足の形、走る環境は千差万別です。

タイムが早くなってくると、走る快感もますます高まってきます。
自分のゲン担ぎでカラーを選んだり、好タイムだった時にシューズを愛用したり、 シューズの思い出も増えていくでしょう。

実際、自分も履かなくなった、履けなくなったシューズを保管し、時々見ては思い出に浸ることもあります。
陸上の記録が更新されるように、各メーカーのシューズ造りにも日々更新されていますので一人でも多くのランナーが満足するシューズは必ずどのメーカーにも存在しています。

 

 

※当店のランニングシューズはアシックス、ミズノ、アディダス、ナイキのみのお取扱いです。
本記事でご紹介のシューズは、当店で取り扱いがない商品もございます。