陸上スパイクの寿命を早めるNG行動3つ

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購入した陸上スパイクを少しでも長く良い状態で履き続けることが出来るように、

スパイクに負担をかける、寿命を短くしてしまうNG行動を自分が行っていないか確認しましょう!

 

1、踵を踏んで靴(スパイク)を履く

スパイクはもちろんどんな靴でも踵は命。靴の踵部分を潰してしまうと踵や足首のフィット感が悪くなることはもちろん、靴づれやマメなどのトラブルの原因になったりスパイクの性能を低下させてしまう恐れもあります。

◇ポイント

靴を脱ぐときは靴ヒモをしっかり緩めてから脱ごう!

踵を踏みつけてしまう場面は靴を履くときが一番多いです。

『靴ヒモをしっかり緩めてから靴を履こう』と言われた覚えはありませんか?

靴ヒモが緩んでいる状態であれば履くときにスムーズに足を入れることができ、踵を踏みつけることがありません。

しかし急いでたり手間に感じてしまうと靴ヒモを緩めずに、ヒモが結んである状態で無理やり足を入れようとして、ついつい踵を踏みつけてしまいます。

履く時に靴ヒモが緩んでいれば、『靴を脱いだ時にヒモをしっかり緩めていれば』、時間がなく急いでいるときでも

スムーズに足を入れることができ、また、スパイクを使用するたびに靴ヒモを調整する癖がつき、ケガの予防やパフォーマンスに良い影響を与えることが出来るようになります。

 

2、ピンが抜けたまま使用する

練習終わりや、ふとした時に陸上スパイクの裏側を見てみると、ピンが一か所だけなくなっている!いつのまに無くなっていたんだ!?と、こんな経験をした学生さんも多いのではないでしょうか?

そのままピンが付いていない状態でスパイクを履いてしまうと、ネジ穴に土が埋まってしまい新しいピンを取り付けることも難しくなってしまいます。

◇ポイント

練習前or練習終わりにピンを締め直そう!交換用のピンを常備しよう!

スパイクのピンには相当な力が加わります。その為自然とネジの締めが緩くなり、使用中に抜け落ちてしまうことがあります。抜けてピンが無くなるだけなら問題はありませんが、ネジ穴がむき出しの状態で使用し続けると、そこに土や砂利が入り込み、新しいピンを取り付けようとしても上手く入り込まなくなってしまいます。

ピンの取り付けが困難になってしまうと、まだスパイクが履ける状態でもスパイク本体を替えなくてはならない事態になります。

日頃のチェックはもちろん、交換用のピンを常に持っていれば、とっさの時にも対応できます。しっかり準備しときましょう。

 

3、泥や汚れを落とさずにしまう。

スパイクを使い終わった後、そのままの状態で部室に置いたり、シューズケースにしまい込んだりしていませんか?スパイクの裏は泥だらけ、雨に濡れた日はそのまま放置で自然乾燥。これではスパイクの寿命を早めてしまうだけです。

◇ポイント

歯ブラシなどの泥落とし用のブラシを準備しておこう!

泥や水分を放っておくとネジ穴やピンがサビてしまう原因に。上記4、でもお話しした通りネジ穴やピンの具合が悪くなれば、どんな良い状態のスパイクでも使用出来なくなってしまいます。

ブラシで汚れを落とし水分をふき取って、ピンをすべて外して拭いてから、再度装着してシューズ袋やケースにしまいましょう。サビ止めを付けるとネジの不具合を予防できるのでさらにいいでしょう。

特に、雨が降った後のぬかるんだグランドで使用した場合は、普段よりサビの原因となる水分を多く含んでいる泥が付着するので注意が必要です。

毎日は難しくても、こまめに行ったり気になる日にケアをする事が大切です。

また、スパイク自体が雨に濡れてしまった場合は、そのまま放置するのではなく、スパイクの中に新聞紙を詰め風通しの良い日陰で乾燥させましょう。しっかり乾かすことでスパイクのダメージやニオイを防げます。

 

スパイクに負担をかけるNG行動を減らし、大切なスパイクを少しでも長く、快適に履き続けることが出来るようにしていきましょう!

 

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